ウォーターサーバーの利用を検討されている方のなかには、「使い終わったボトルはどうしたら良いのだろう」「捨てるのが大変なのでは」と疑問を感じる方もいるのではないでしょうか。
ウォーターサーバーのボトルには大きく2つの方式があり、それぞれの捨て方、回収の仕方には違いがあります。各方式にメリットやデメリットがあるので、自分のライフスタイルに合わせた選択が大切です。
本記事では、ウォーターサーバーにおける2つのボトルの方式とそれぞれの処分・回収の方法、各方式のメリットやデメリットを解説します。ボトルの処分が面倒だと感じる方におすすめのウォーターサーバーも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
ウォーターサーバーのボトルの処分方法は2種類
ウォーターサーバーには主に下記の2種類のボトルタイプがあり、それぞれに処分方法が異なります。
●ワンウェイ方式
●リターナブルボトル方式
それぞれのタイプの特徴をご紹介します。
ワンウェイ方式
ワンウェイ方式のウォーターサーバーでは、水は使い捨てのボトルに入ってご自宅まで配送されます。水をすべて飲み切ったあとは、サーバーからボトルを取り外し、そのまま自分で処分する方式です。
ワンウェイ方式は、ペットボトルのものやパック型のものなど、ボトルのタイプも複数あります。
リターナブルボトル方式
リターナブルボトル方式では、水は返却可能なボトルで自宅に届きます。使い終わったボトルは保管しておき、業者が新しいボトルを配送したときなどに返却します。回収されたボトルは検査・洗浄して再利用されます。
それぞれの方式の特徴をまとめると、ワンウェイ方式ではボトルを自分で処分する、リターナブルボトル方式ではボトルを業者に返却するという点が大きな違いです。次の章からは、ワンウェイ方式とリターナブルボトル方式それぞれの処分方法・回収方法を紹介します。
ワンウェイ方式のボトルの処分方法
ワンウェイ方式のボトルには、大きく分けて下記の2つの種類があります。
●ペットボトル
●パック型
以下でそれぞれの処分方法を説明します。
ペットボトルの場合
ペットボトルタイプのボトルを処分する場合は、まずボトルから持ち手シールの部分やキャップの部分などを取り外します。ボトル(容器)と持ち手シール、キャップはそれぞれ素材が違う場合があるので、素材ごとに処分しましょう。
ボトルはPET(ペット:ポリエチレンテレフタレート)製なので、資源ゴミまたはリサイクルゴミとして処分できます。また、キャップはポリエチレン製、持ち手シールはポリプロピレン製などの種類があるので、各メーカーの公式サイトなどで確認した上で処分してください。
注意点は、ゴミの分別方法は自治体ごとに違う点です。間違った捨て方をしてしまうとゴミを回収してくれないこともあります。ボトルなどを捨てるときには、住んでいる自治体の分別方法を事前に確認するようにしましょう。
パック型の場合
ワンウェイ方式のウォーターサーバーのなかには、水がビニールパック(ウォーターパック)で届けられるものもあります。パック型の容器はスーパーのビニール袋などとおなじく、ポリエチレン製のものが多いです。ポリエチレン製のパックは、ビニール袋と同様に通常のゴミとして処分できます。
リターナブルボトル方式の回収方法
リターナブルボトル方式では、先述のとおり業者が空ボトルを回収してくれるので、処分は不要です。水を使い終わったら回収日までボトルを保管しておきましょう。一般的には、新しいボトルが届くときに一緒に回収してくれます。
ワンウェイ方式とリターナブルボトル方式は何が違う?
ウォーターサーバーを選ぶときに、ワンウェイ方式とリターナブルボトル方式のどちらが良いか迷ってしまう場合もあるでしょう。以下でワンウェイ方式とリターナブルボトル方式のそれぞれのメリットとデメリットを紹介するので、ウォーターサーバーを選ぶときの参考にしてください。
ワンウェイ方式のメリットとデメリット
ワンウェイ方式は、使い終わったらそのまま家庭ゴミやリサイクルゴミで捨てられる点がメリットです。業者が回収するまで待つ必要はありません。
また、多くのペットボトルタイプのボトルは潰すことができ、パック型のボトルも折りたたむことが可能です。ゴミとして捨てるまでの間もボトルが邪魔になることもなく、省スペース化できる利点があります。
ワンウェイ方式のボトルのデメリットは、ボトルを処分する手間がかかることでしょう。ゴミの分別は自治体により違うため、事前に素材や分別を確認し処分しなくてはなりません。また、多くのワンウェイ方式のボトルは段ボールなどに梱包されて届くので、段ボールの処分も必要になります。
上記のようなことから、ワンウェイ方式はボトルの回収まで使用済みのボトルを家に置いておきたくない方に、おすすめのウォーターサーバーです。
リターナブルボトル方式のメリットとデメリット
リターナブルボトル方式は、ボトルを業者が回収してくれるので処分する手間がかからない点がメリットです。ワンウェイ方式の場合、ボトルを処分するときは素材を確認し、自治体が定める分別に合わせてゴミを出す必要がありますが、リターナブルボトル方式の場合はその必要がありません。
また、リターナブルボトル方式は繰り返しボトルを使うことにより、ゴミの削減にも繋がるため、環境に配慮したい方にもおすすめです。衛生面を気にされる方もいるかと思いますが、例えば、リターナブルボトル方式を採用しているクリクラでは、回収された空ボトルは厳しい衛生管理の下で検査・洗浄されます。さらに、ボトル容器の厳しい再利用基準に照らし、傷がついたり汚れが付着したボトルは利用せず、基準をクリアしたボトルのみ再利用しているので、衛生面でも安心です。
リターナブルボトル方式のデメリットは、使用済みのボトルを次回の配達まで保管する必要がある点でしょう。
したがって、リターナブルボトル方式は空ボトルを自分で処分するのが面倒な方、環境面に配慮したウォーターサーバーを利用したい方などにおすすめとなっています。
ボトルの処分が不要なウォーターサーバー
これまで紹介してきたように、ワンウェイ方式とリターナブルボトル方式ではそれぞれに特徴があります。そのほかにも、空ボトルが出ない浄水型のウォーターサーバーがあります。
たとえば、クリクラ feel freeは水道水を注ぐだけでおいしい水が飲める浄水型のウォーターサーバーで、空ボトルをいちいち処分したり、配達の日まで空ボトルを保管したりといった手間もなく、ウォーターサーバーを利用できます。
浄水型サーバーの場合、フィルター交換や設置工事が面倒と感じる方もいるかもしれませんが、クリクラ feel freeは設置工事が不要で、専任スタッフがサーバーを設置してくれます。また、サーバーは1年に1回交換するので、フィルター交換も不要。衛生面でも清潔に、安心して使えるウォーターサーバーです。
クリクラ feel freeは「ナチュラルドリップ製法」を採用し、普通のろ過とは違い、自然圧で2層の良質なろ過材によりろ過が行われるので、不純物をしっかり取り除きながら、ミネラルはそのままで、安全でおいしい水を飲むことが可能です。
もちろん冷温水共にすぐに使用できるので、毎日のお料理に、赤ちゃんのミルク用に、安全でおいしいお水を手軽に利用することができます。
まとめ
ウォーターサーバーにはワンウェイ方式とリターナブルボトル方式があり、ボトルの処分方法はそれぞれに違いがあります。
ワンウェイ方式のボトルにはペットボトルやパックなどがあるので、それぞれの素材に合わせて処分しましょう。ペットボトルの容器自体はPET製であるので、資源ゴミやリサイクルゴミなどに出すことができます。ただし、ゴミの分別は自治体により異なるので、事前に住んでいる自治体で分別方法を確認する必要があります。
リターナブルボトル方式は業者がボトルを回収してくれるため、自分で処分する必要はありません。ボトルの処分が面倒な方や、環境に配慮した暮らしを意識されている方におすすめのウォーターサーバーです。
なお、空ボトルの処分や保管が不要な浄水型ウォーターサーバーもあり、クリクラ feel freeなら、設置工事が不要で手軽に導入することができます。ゴミの処分やボトルの保管の手間を省きたい方は、この機会にクリクラ feel freeの利用を検討してみるのはいかがでしょうか。