ウォーターサーバーの契約を検討している方のなかには、本当に必要かどうか迷っている方もいるのではないでしょうか。
また、「ウォーターサーバーはいらない」という意見をインターネットなどで見たことがあり、気になっている方もいるでしょう。
この記事では、ウォーターサーバーがいらないと感じる理由や、いらない可能性がある方の特徴、自分の生活にあったウォーターサーバーを見つけるための選び方も解説します。
ウォーターサーバーの契約を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ウォーターサーバーをやめた・いらないと感じる理由
ウォーターサーバーは利便性に優れていることもあって、近年の利用者は増加しています。
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会の調査によると、2022年のウォーターサーバー(宅配ボトル型)の顧客数は482万台となっており、2007年の67万台から15年間で約7倍になっています。
しかし、ウォーターサーバーを解約した方や、いらないと感じている方も一定数います。「ウォーターサーバーはいらない」と感じる理由は人によって異なりますが、ここでは主な理由を紹介します。
ランニングコストがかかる
ウォーターサーバーは、水の料金や電気代がかかってしまうほか、メーカーやプランによっては本体レンタル料やメンテナンス料、配送料などがかかることもあります。
そのため、生活する上で「必要最低限のコストに抑えたい」という理由でウォーターサーバーをやめたり、いらないと感じたりするケースは多いかもしれません。
しかし、メーカーによってはレンタル料や配送料などが無料の場合があるほか、近年は省エネのウォーターサーバーも増えています。
また、事前にメーカーやプランを比較して料金のシミュレーションをしておくと、契約前にある程度コストを把握でき、契約後のギャップを抑えることができるでしょう。
おトクなキャンペーンや自分に合ったプランを選択することで、「思ったより安く利用できた」ということもあるかもしれません。
ボトルの交換が手間に感じる
ウォーターサーバーをいらないと感じる理由には、「ボトルの交換が手間」という意見もあるようです。
ウォーターサーバーのボトルの大きさはメーカーによって異なりますが、12L(12kg)程度の場合が多いため、女性や年配の方のなかには、持ち上げて交換するのが大変と感じる方がいるかもしれません。
しかし、メーカーによっては6〜7L程度の軽量タイプのボトルを選択できることがあるほか、足元にボトルを設置するタイプのウォーターサーバーもあります。
また、ボトル交換の必要がない浄水型ウォーターサーバーもありますので、ボトル交換時の負担を軽減でき、手間に感じる方にはおすすめです。
水を消費しきれない
ウォーターサーバーは月に注文しなくてはいけない最低本数が決まっていたり、プランごとに定期的にボトルが届いたりするケースが多くなっています。
水の消費量は人によって異なるため、届いたボトルの水を消費しきれない方は無駄に感じてしまうかもしれません。
また、ウォーターサーバーはボトルを保管しておく必要があるため、保管場所の確保が煩わしいと感じる方もいるでしょう。
しかし、メーカーによっては月の本数指定を設けていないことがあるので、そのようなメーカーのウォーターサーバーを選べば、注文の都度必要な量だけ注文することができるので、ストックがたまってしまう心配もありません。
ウォーターサーバーの置き場所がない
ウォーターサーバーは、ある程度の設置スペースを必要とします。家やオフィスに本体の置き場所が用意できない、または圧迫感があるという理由でいらないと感じてしまう方もいます。
しかし、ウォーターサーバーの大きさはメーカーによってさまざまです。スリムなタイプや卓上型のもの、圧迫感を与えないデザインの機種もあるので、ウォーターサーバーの置き場所で悩んでいる方は、一度確認してみると良いかもしれません。
配送されてくるボトルを受け取るのが面倒
ウォーターサーバーのボトルが宅配業者で届く場合、定期的に届くボトルの受け取りの日時を把握しておく必要があります。また、不在で受け取れなかった場合に再配達の手配をしたり、急用が入って配達日を変更する手続きをしたり、ボトルの受け取りが意外と面倒に感じることがあるようです。
メーカーによっては置き配サービスに対応している場合もあるので、事前に配送方法を確認しておくと、ボトルの受け取りの手間も省けるでしょう。
雑菌などの衛生面が不安
ウォーターサーバーをいらないと感じる理由には、「衛生面が不安」という意見もあります。自分で清掃できる注ぎ口やコックとは異なり、ウォーターサーバー内部については目視できないため、衛生面に不安を感じる方もいるでしょう。
しかし、ウォーターサーバーの雑菌に関しては、2013年に東京都生活文化局消費生活部が研究を行っており、その研究結果として、ウォーターサーバーの水は安心して飲めることがわかっています。
安全とはいえ、サーバー本体の定期的なメンテナンスは必要なため、定期メンテナンスを実施しており、サポートが充実しているメーカーのウォーターサーバーを選ぶことで衛生面の不安が解消できるかもしれません。
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ウォーターサーバーがいらない人の特徴
ウォーターサーバーを活用すれば、いつでも飲み物を用意できたり、家事や育児の時短になったりと、基本的にはどの方にもおすすめです。ただし、ウォーターサーバーが不要な可能性がある方もいます。
ここでは、ウォーターサーバーがいらないかもしれない方の主な特徴を紹介します。
水道水に不満を感じていない
水道の水に不満を感じていない方は、ウォーターサーバーが不要かもしれません。ただし、水道の水は消毒するために塩素が含まれており、雑味やカルキ臭を感じる場合があります。
一方で、ウォーターサーバーの水は、RO水(原水に含まれる不純物や雑味を除去した水)や天然水が使用されているため、おいしい水を飲むことができます。
また、ウォーターサーバーは冷水と温水がすぐに使えるので、水道水に不満を感じていない方でも、時短アイテムとしてウォーターサーバーの利用を検討してみるのもおすすめです。
水の消費量が少ない
家庭での水の消費量が少ない方は、定期的に届く水を消費しきれないため、ウォーターサーバーがいらないと考えることが多いかもしれません。
ウォーターサーバーの水は、そのまま飲むのはもちろん、お茶やコーヒー、インスタント食品、料理などさまざまシーンで利用できます。メーカーによっては小さいサイズのボトルもあるため、ボトルの量を調整することも可能です。
また、定額料金の浄水型ウォーターサーバーであれば、ボトルの消費量を気にせずウォーターサーバーを使えるので、消費量が少ない方でも気軽に利用できるでしょう。
お湯を沸かすことを面倒だと思わない
お湯を沸かすことを面倒だと思っていない方は、ウォーターサーバーが不要と考える方がいるかもしれませんが、ウォーターサーバーのメリットの一つが、冷水だけでなくお湯(温水)もすぐに使えることです。
自宅でコーヒーや紅茶を飲むとき、電気ケトルなどを使ってお湯を沸かす方は多いでしょう。ただ、この「お湯を沸かす」という作業を面倒だと感じている方は少なくないはずです。
ウォーターサーバーがあれば、お湯を使いたいとき、コックをひねるだけですぐに使えます。カップ麺などをつくるときも、その都度、お湯を沸かす必要はありません。
友人が来たときにも、待たせることなく、すぐに温かいお茶やコーヒーを出すことができ、おもてなしができます。
お湯を沸かす時間が省けて、すぐにお湯を使いた方が利用しているケースも多いようです。
ペットボトルを買い足すことに苦を感じない
ペットボトルの水を買い足すことが苦にならない方は、ウォーターサーバーはいらないと考える方も多いかもしれません。
ですが、スーパーやコンビニでペットボトルの水を購入するのは手間がかかるうえ、持ち運びも大変です。
冷蔵庫でペットボトルを冷やすとスペースがとられてしまい、他のものが入らなくなり冷蔵庫の整理が大変という声も聞かれます。
また、ペットボトルのゴミを毎回捨てるのも面倒なもので、このような手間をなくすために、ペットボトルからウォーターサーバーに切り替える方は少なくないようです。
ウォーターサーバーを導入すると便利な理由
ここでは、ウォーターサーバーの利便性について、具体的に紹介します。ウォーターサーバーの契約に悩んでいる方は参考にしてください。
冷水と温水がいつでも使える
ウォーターサーバーは冷水だけではなく、温水も使用できます。冷水はそのまま飲んでももちろんおいしいですが、水出し茶に使ったり、焼酎の水割りやスポーツドリンクなどを作ったりする時にも役立ちます。温水はお湯を沸かす手間なく、お茶やコーヒーはもちろん、インスタント食品も作ることができ、時短アイテムとして暮らしを便利にしてくれるでしょう。
また、ウォーターサーバーによってはボタン1つで炭酸水が飲めたり、短時間で高温のお湯を使用できる再加熱機能が付いていたりします。
機能はウォーターサーバーによって異なるので、ライフスタイルに合わせてウォーターサーバーを選べば、より利便性を実感できるでしょう。
育児にも大活躍
ウォーターサーバーの水は、赤ちゃんのミルクや離乳食作りにも使用できるため、赤ちゃんのいるご家庭にもおすすめです。
水道水でも問題はありませんが、ミルクづくりには70℃以上のお湯が必要となります。多くのウォーターサーバーの温水が約80~90℃なので、ウォーターサーバーを活用すれば、ミルクを作るたびに、お湯を沸かす手間がなくなるので、忙しい育児の中で少しでも時短をしたいという方には、ウォーターサーバーの導入は非常におすすめです。
スーパーなどで水を購入しなくても良くなる
スーパーやコンビニエンスストアでペットボトルの水を購入している方もいるかと思います。ウォーターサーバーを導入すれば、買い物のたびに、重たいペットボトルの水を持って帰る必要もなくなるので、日々のお買い物も楽になるでしょう。
水を使うハードルが低くなれば、毎日の生活で水を飲む習慣もつきやすくなります。厚生労働省の「健康のため水を飲もう」推進運動では、就寝の前後、スポーツの前後・途中、入浴の前後、飲酒中あるいはその後など、こまめな水分補給が推奨されています。
手軽においしい水が飲めるウォーターサーバーは、健康的な水分補給の習慣に役立つでしょう。
ライフスタイルに合わせたウォーターサーバーの選び方
ウォーターサーバーは、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。最適なウォーターサーバーを選べば、より生活が快適になるでしょう。
ここではウォーターサーバーメーカーの選び方を紹介します。
ライフスタイルに合ったおトクなプランを探してみる
ウォーターサーバーを選ぶときは、本体の性能だけではなく、メーカーのサービスやプラン内容を確認しておくのがおすすめです。
例えば、衛生面が不安な方は定期メンテナンスの有無を確認したり、ウォーターサーバーを試してみたいという方は、お試しプランのあるメーカーを選ぶと良いでしょう。メーカーによっては子育て中の方に向けたお得なプランなどもあります。
また、メーカーによって契約期間・解約違約金の有無は異なるので、事前に契約内容やサービス面を確認しておくと、ウォーターサーバーの契約後に不満を感じることが少なくなるでしょう。
水の注文量を調整できるメーカーのウォーターサーバーを選ぶ
水の消費量は人によって異なるため、ウォーターサーバーを選ぶときは自分の消費ペースに合わせてボトルの量を調節できるメーカーを選ぶのがおすすめです。
ウォーターサーバーは、月にボトルの最低契約本数が決まっていて、定期的に届くイメージを持っている方が多いようですが、メーカーによっては月の注文本数や量を調整できたり、軽量タイプのボトルを展開していたりする場合があるので、確認してみましょう。
ボトルの受け取りが不要なウォーターサーバーを選ぶ
水のボトルが届くウォーターサーバーは宅配型と呼ばれるタイプですが、ウォーターサーバーには水道水を利用する浄水型ウォーターサーバーや、市販のペットボトルを利用するペットボトル式もあります。
浄水型ウォーターサーバーや、ペットボトル式であればボトルの配送がないため、ボトルの受け取りが煩わしいと感じる方は、このようなウォーターサーバーを選ぶのもおすすめです。
浄水型ウォーターサーバーは水道水を利用するので、水の消費量を気にする必要がなく、ボトルの注文や保管も必要ないのが大きなメリットです。
また、ペットボトル式はコンパクトなタイプのため、置き場所に困ることが少なく、好みの銘柄の水を飲むことができます。ただし、水のペットボトルをスーパーなどで購入する必要がある点はややデメリットかもしれません。
各ウォーターサーバーに特徴があるので、ライフスタイルに合わせて選択してみましょう。
おすすめのウォーターサーバー
「水を使い切れるか不安」「費用がどのくらいかかるのか心配」「ボトルの受け取りが面倒」という方には、浄水型ウォーターサーバー「クリクラ feel free」がおすすめです。
クリクラ feel freeなら月額の定額料金で、水道水を注ぐだけでおいしい水が使い放題のため、消費量を気にする必要がなく、ボトルの受け取りの手間もありません。
クリクラ feel freeは、普通のろ過とは違い、自然圧でのドリップで2層の良質なろ過材に浸透させてドリップを行っています。水道水に含まれる塩素を97%以上※除去し、水道水に含まれている天然ミネラルはそのまま残したおいしい水を飲むことが可能です。
※試験機関:一般財団法人 日本食品分析センター
また、クリクラfeel free年に一度ウォーターサーバーごと交換してくれるので、衛生面でも安心して利用することができます。
自分に合ったウォーターサーバーを見つけて活用しよう
ウォーターサーバーの顧客数は増えているものの、いらないと感じている方も一定数いるのは事実です。
主な理由としては、ランニングコストがかかったり、水を消費しきれるかわからなかったり、ボトルの受け取りが面倒だったりする点が挙げられます。しかし利用するメリットを知り、自分のライフスタイルに合ったウォーターサーバーを選ぶことで、それらの不満は解消でき、時短アイテムとして暮らしを便利にしてくれるでしょう。
この機会にウォーターサーバーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。