ウォーターサーバーを利用しているとき、何らかの原因で水漏れがおこる場合があります。水漏れがつづいてしまうと、サーバー本体だけでなく床や周りの家具にまで影響が出てしまうので早急に対処すべきです。
この記事では、ウォーターサーバーの水漏れでよくある原因や、水漏れがおこったときの対処法を具体的に解説します。水漏れを防ぐための対策も紹介するので、ウォーターサーバーを利用するときの参考にしてください。
ウォーターサーバーが水漏れする原因は?
ウォーターサーバーが水漏れした場合の代表的な原因は下記の4つです。
●ボトルがきちんと設置できていない
●ボトルが破損している
●給水コックが故障している
●サーバー内部の不具合や故障
各原因の内容と確認の仕方をご紹介します。
ボトルがきちんと設置できていない
ウォーターサーバーの水漏れでよくある原因のひとつが、ボトルをサーバーにきちんと設置できていないことです。ウォーターサーバーの差込口付近から水漏れをしているケースでは、この原因が考えられます。
特に新しいボトルへと交換したばかりのときは、ボトルが差込口にしっかりと装着されているか確認してみましょう。
ボトルが破損している
ボトルの破損も、水漏れの主な原因のひとつです。ボトルの表面に傷ができていたり、ボトルキャップに損傷がおきていたりすると、そこから水が漏れてしまうことがあります。ボトルの表面が濡れている、差込口付近に水が溜まっているときなどは、ボトルやボトルキャップが破損していないか確認してみましょう。
一般的にウォーターサーバー用のボトルは厳しい管理のもと作成されており、頑丈なつくりとなっています。ただし、ワンウェイ方式の使い捨てボトルやパックの場合、装着時などに傷がついてしまう可能性もあるので注意が必要です。
給水コックが故障している
給水コックは頻繁に利用される部分なので、ゆるみや故障がおきてしまう場合があります。放っておくと水漏れの原因となるので、ゆるみがないか確認し、ゆるんでいる場合はコックを締めなおしましょう。冷水コックと温水コック、それぞれを確認してください。
なお、給水コックが故障している場合はメーカーへの問い合わせをおすすめします。自分で直そうとしてコックを外してしまうと、中のパッキンがゆるんでしまう可能性もあるので注意しましょう。
サーバー内部の不具合や故障
ウォーターサーバーの内部から水漏れしているときは、サーバー内部で不具合や故障が起きていることが考えられます。ボトルをサーバーから外し、冷水コックから水を抜いておく方法などもありますが、自分では原因がわからないケースが多いので、こちらも早い段階でメーカーに問い合わせてみましょう。
ウォーターサーバーが水漏れしたときの対処法
次に、ウォーターサーバーが水漏れしたときの対処法を解説します。主な手順は下記のとおりです。
●スマホで写真を撮っておく
●水漏れしている部位を確認する
●床などの被害にあった場所を処理する
●メーカーに連絡する
各手順の内容を以下でご紹介します。
スマホで写真を撮っておく
ウォーターサーバーの水漏れがあったときは、水漏れの状況をスマホなどで撮影しておくことをおすすめします。水漏れにはいくつかの原因があるので、詳細がわかるように画像で残しておくと、あとでメーカーの担当者に説明する際に役立ちます。
水漏れしている部位を確認する
次に、どこから水漏れしているのかを確認します。ボトル装着部分での水漏れの場合、サーバーに原因があるのではなくボトルの装着の仕方や、ボトル自体に原因がある場合があります。また、取水口やサーバー内部からの水漏れは、サーバー自体の故障が原因である可能性もあります。
サーバーの種類や水漏れの部位、取水状況によって対処方法が違うので、メーカーのホームページなどで水漏れの対処方法を確認してみると良いでしょう。
床など濡れた場所の処理をする
ウォーターサーバーからの水漏れが床などにも及んでいる場合には、雑巾やタオルなどで水をふき取ってください。床や周囲の家具に湿気が残ってしまうと、カビや腐食の原因となる場合があります。
雑巾などでふき取ったあとは、窓を開けておくなどして、濡れた場所を十分に乾かしてください。
また、ウォーターサーバーの内部から水漏れしているときは、ボトルをサーバーから外し、可能であれば水に濡れても構わない場所に移動しておくと良いでしょう。
メーカーに連絡する
水漏れをした場合は、すぐにメーカーの担当者やカスタマーセンターに連絡するのもシンプルな対処法です。
先述した通り、内部の故障や不具合については目視で確認できない場合が多いため、説明書やメーカーの公式サイトにある、故障についての問い合わせ窓口に連絡してみましょう。
契約時に故障についてのサポートプランが組まれていることもあるので、サポートプラン対象の連絡先があるかも確認してみてください。
ウォーターサーバーの水漏れを防ぐ対策法
ウォーターサーバーの水漏れは、対策法を知っておくと発生を抑えられる場合があります。以下では、いくつかの対策法をピックアップして解説します。
ボトルを正しく設置する
先述した通り、ボトル装着時の不具合は水漏れの大きな原因のひとつです。そのため、ボトルは取扱説明書やメーカーのHPに記載されている方法で、正しく設置するようにしましょう。
また、ボトルを設置する際に水がこぼれてしまったときは、清潔な布巾などで水をふき取ってください。
ボトルが破損していないか確認する
ボトルを交換する際や交換後に給水を始める際には、ボトルに破損がないか確認しましょう。
ボトルの設置の際に傷をつけてしまい、それが破損の原因になる可能性もあります。ボトルの表面やボトルキャップに傷をつけてしまわないよう、慎重に設置してください。そして、破損のあるボトルは使用しないようにしましょう。
コック部分に故障やゆるみがないか定期的に確認する
給水コック部分は使用頻度の高い部分であるので、定期的に確認することをおすすめします。確認の際は、コック部分のゆるみや破損、さびなどがないかチェックしましょう。
定期メンテナンスをする
ウォーターサーバーは電化製品のため、定期的な動作確認が必要です。また、コックの交換やサーバー内部のチェックは自分で行うことができないので、定期メンテナンスを行ってくれるメーカーを選択すると、日々の利用のなかで不具合や故障が発生するリスクを抑えられ、より安心してウォーターサーバーを使用できます。
サポートが充実したウォーターサーバーが安心
「ウォーターサーバーを利用したいけれど、何か不具合があった時に自分で対処するのは不安」という方には、サポートやメンテナンスが充実したウォーターサーバーがおすすめです。
例えばクリクラでは、「あんしんサポートパック」(460円(税込)/月)で5つのあんしんを提供しています。
●年1回のサーバーメンテナンス
●故障時の無償対応
●専門スタッフによる対応
●小さなお子さまへの安全対応(※1)
●快適サービス(※2)
クリクラでは、年に1回サーバーを回収し必ずメンテナンスを行います。
見える外側の汚れから、見えないタンク内部まで、専任のメンテスタッフが徹底して洗浄、殺菌。新品同様にして、サーバーを交換しています。
また、クリクラは故障時に別途費用は不要で、専任の配送員が対応してくれるため、万が一の水漏れトラブルがあったときでも、すぐに相談できる場所があるのは心強い点です。
そのほか、クリクラは専任の配送員がサーバーを設置し、ボトルの配送から空ボトルの回収まで、全て対応してくれます。ボトルの正しい挿し方や季節に合わせた水の使い方など、クリクラに関する知識が豊富な配送員に相談可能です。
クリクラでは、通常のクリクラサーバーのほか、デザイン性にこだわった「クリクラFit」や従来のクリクラサーバーと比較して消費電力を抑えた「クリクラ省エネサーバー」、浄水型ウォーターサーバーの「クリクラfeel free」など、多彩なラインナップを用意しています。
サポートが充実したウォーターサーバーを利用したい方は、ぜひクリクラのウォーターサーバーをご検討ください。
(※1)小さなお子さまへの安全対応とは、冷水コックのチャイルドロック対応、ドレインキャップカバー取り付けを指しています。
(※2)快適サービス内容については、販売店によって異なります。
まとめ
ウォーターサーバーは気軽においしい水が使用できる便利なものですが、水を扱う製品のため、水漏れがおこることがあります。
水漏れはサーバーの問題ではなく、ボトル交換や差し替えで解決する場合もあります。サーバーの種類や水漏れの部位、取水状況によって対処方法が違うので、メーカーのホームページなどで水漏れの対処方法を確認してみると良いでしょう。また、対処方法を行っても解決しない場合は、内部の故障や不具合の可能性があるので、説明書やメーカーの公式サイトにある、故障についての問い合わせ窓口に連絡してみましょう。
クリクラでは、「あんしんサポートパック」(460円(税込)/月)の加入で、専任配送員によるサーバー設置や、年1回のサーバーメンテナンス交換、故障時の無償対応など充実したサポートを提供しています。安心してウォーターサーバーを使いたい方は、クリクラのウォーターサーバーの利用を検討してみてはいかがでしょうか。